ドイツ海軍は,イージス戦闘システム搭載の127型フリゲイト8隻の整備計 画を進めており,これに搭載するレーダーとして,RTXのレイセオン部門が手 掛けるAN/SPY-6(V)1の採用を決めた。米海軍向けと同様に37個のRMA(Radar Modular Assembly)で構成,米海軍経由のFMSで取得する。(RTX 2025/10/8)
フランス海軍向けFDI(Frgates de Dfense et d'Intervention)の1番艦ア ミラル・ロナルクAmiral Ronarc'h(D660)が試験航海を完了,建造所がある ロリアンを出航して,母港となるブレストに向かった。到着は9月19日で,10 月17日に同艦の引渡しが実現した。 なお,同級は5隻の建造を計画しているが,4,5番艦はシルヴァーA50 VLSのセル数を16から32に増すことになった。1~3番艦も後日に増設をす る。これにより,アスター対空ミサイルの搭載数を増す。 ギリシア向けのFDI HNは当初から32セル構成だが,フランス向けは予算の関 係から16セル構成になっていた。 (DGA 2025/9/15,同2025/10/17)
フランス国防省は,新型SLBMのM51.3が,10月24日に実動態勢入りしたと発 表した。これは,同国海軍のル・トリオンファンLe Triomphant級戦略原潜に 搭載するM51シリーズの最新モデル。 M51.3に続くM51.4の開発も始まっており,8月28日にアリアン・グループに 対して,設計・製造契約を発注した。M51.4では,射程の延伸,命中精度と突 破能力の向上を図るとしている。(Naval News 2025/10/29など)
10月5~12日にインド西方の洋上で,英空母プリンス・オブ・ウェールズ Prince of Walesとインド空母ヴィクラントVikrantが,初の合同訓練“ Konkan-25”を実施した。対空戦,対水上戦,対潜戦の演習を実施,英空母搭 載のF-35B戦闘機やマーリンHM.2対潜ヘリコプター,インド空母搭載のMiG-29K 戦闘機,さらにP-8I哨戒機も演習に参加した。 このほか,英空母随伴艦の23型フリゲイト,リッチモンドRichmondはムンバ イに,プリンス・オブ・ウェールズはゴアに寄港した。(Naval News 2025/10/13)
セヴェロドヴィンスクのセヴマシュで11月1日に,ロシア海軍向けの特殊任 務潜水艦ハバロフスクKhabarovskが進水した。いわゆる09851型で,原子力UUV ポセイドン6基を搭載できるとされる。
米コースト・ガード向けに砕氷巡視船を建造するASC(Arctic Security Cutter)計画の大枠が確定した。総額61億ドルで11隻を建造する。このうち4 隻をフィンランドのラウマ造船所が担当するため,アメリカとフィンランドは 10月9日に了解覚書を取り交わした。 この件では,カナダのシースパン造船所とフィンランドのアケル・アークテ ィック・テクノロジーも参画する。ASCは両社が開発したMPI(Multi-Purpose Icebreaker)をベースとする計画で,ラウマ造船所で4隻,アメリカのテキサ ス州ガルヴェストンに所在するデヴィ・ディフェンスで3隻,そしてルイジア ナ州ロックポートのボリンジャー造船所で4隻を建造する計画。(Breaking Defense 2025/10/9,USNI News 2025/10/9)
ロッキード・マーチンは10月29日に,セイルドローン社のサーベイヤー (Surveyor)USVを武装化して2026年に実射試験を実施すると発表した。ま た,セイルドローンに対して5,000万ドルの出資を決めた。両社の協業によ り,艦隊の防御や,水中監視,偵察,攻撃といった任務を具現化できるとして いる。 サーベイヤーUSVに搭載するのは,管制システムとAGM-179 JAGM(Joint Air-to-Ground Missile)空対地ミサイル用の発射機,JQL(JAGM Quad Launcher)。(Lockheed Martin 2025/10/29)
クラトス・ディフェンス&セキュリティ・ソリューションズが米海軍から, AN/SPY-1レーダーを維持管理・近代化するための契約を受注したことを明らか にした。計画名称は“Project Anaconda”といい,全体では1億7,500万ドルの 案件となる見込み。このうち,まずフェーズ1分の契約を受注したところ。 これは,AN/SPY-1レーダーの運用が2065年頃まで続くと見込まれることか ら,長期の維持管理が可能な体制を構築するのが目的。そこでクラトスは,イ ンディアナ州クレーンにある米海軍水上戦センター・クレーン部門の近隣に, 面積155,000平方フィートの新施設IRIC(Indiana Radar Integration Complex)を開設,2027年に実働可能とする。このIRICの開設に加えて,送信 機,シグナル・プロセッサー,アンテナ・サブシステムを対象とする補修整備 ・近代化改修を行なう能力の初期段階実装,デジタル・エンジニアリングや人 工知能(AI:Artificial Intelligence)によるデータ管理などといったタス
ハンチントン・インガルス(HII),ウッズ・ホール海洋研究所(WHOI: Woods Hole Oceanographic Institution),米海軍水中戦センター(NUWC: Naval Undersea Warfare Center)ニューポート部門の3者は,ニューヨーク 州セネカレイクで,REMUS 620 UUVをヴァージニアVirginia級攻撃原潜の魚雷 発射管から発進・回収する試験を成功裏に実施した。これに先立ち,兵装ハン ドリング・魚雷発射システムSAFECAPとREMUS 620との互換性検証を実施してい た。 なお英海軍でも同様に,アスチュートAstute級攻撃原潜の魚雷発射管を用い てUUVの発進・回収を実施する“Project Scylla”という計画を進めている。 こちらは,2026~27年度の初度運用能力(IOC:Initial Operational Capability)達成を目指している。2024年12月に最初の洋上試験を実施,続い て2025年5月に攻撃原潜アスチュートを用いて2
○ハンチントン・インガルス(HII)のニューポート・ニューズ造船所で建造 しているヴァージニアVirginia級攻撃原潜の25番艦マサチューセッツ Massachusetts SSN-798が,最初の試験航海を成功裏に完了した。(HII 2025/10/7) ○HIIのインガルス造船所で建造しているアーレイ・バークArleigh Burke級駆 逐艦の78番艦テッド・スティーブンスTed Stevens DDG-128が,建造所側での 2度目の試験航海を9月末に実施した。(HII 2025/10/24) ○ゼネラル・ダイナミクス傘下エレクトリック・ボート造船所(GDEB)のフィ ービー・ノヴァコヴィックCEOが,第3四半期の業績発表に際して,米海軍の 新型戦略原潜ディストリクト・オブ・コロンビアDistrict of Columbia SSBN-826の工程進捗率が60パーセントに達したことを明らかにした。同艦を構 成する主要モジュールは年内に,すべてグロトンの本工場に到着する予定だと している。(USNI News 2025/
○フィンランドのマリン・アルテックが,オランダ海兵隊向けの新型揚陸艇 LAC(Littoral Assault Craft)を建造することになった。現用の揚陸艇LCVP の後継となるもので,オランダ海兵隊の最新ドクトリンに適合させるほか,現 行ならびに将来の揚陸艦に対応できる設計とする。(Naval News 2025/10/16) ○9月末に,ギリシアのニコス・デンディアス国防相と,海軍参謀総長のディ ミトリオス・エレフセリオス・カタラス中将がイタリアを訪問。イタリアのグ イド・クロゼット国防相ならびに海軍参謀総長のエンリコ・クレデンディーノ 大将と会談した。議題は,FREMM(Fregata Europea Multi-Missione)フリゲ イトの調達。この時には,確定2隻,オプション2隻の発注を目論んでいると されたが,その後に両国の間で,まず2隻の輸出に関する予備的合意がまとま り,調印が実現した。(Naval News
インドネシアとトルコで,国産の高速戦闘艇を建造する作業が進んでいる。 インドネシアのPTテスコ・インドマリティムで国内建造した60メートル級高 速戦闘艇ブゥラティBelati(622)が,10月24日に就役した。船体はアルミ製 で,排水量500トン,全長62メートル,幅9メートル。推進器にプロペラとウ ォータージェットを併用しており,最大速力30ノット。乗組員62名。ロケット サン製のアトマカSSMを4発と,レオナルド製の遠隔操作式40ミリ機銃マーリ ン40などを搭載する。(Naval News 2025/10/25) 一方,トルコでは10月27日にイスタンブールのSTM造船所で,トルコ海軍向 け高速戦闘艇の1番艇を起工した。こちらはアトマカSSMのほか76ミリ砲を搭 載する。排水量700トン,全長68メートル,幅9.34メートル,主機ディーゼル 4(ウォータージェット4基)で最大速力39ノット+,巡航速力20ノット,航 続距離800浬。乗組員36名。(Naval News 2025/
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