●「さんふらわあ しれとこ」がインドネシアに売船

商船三井さんふらわあが運航していた“さんふらわあ しれとこ”(11,410総トン,船客154人,トラック180台・乗用車100台積載,2001年竣工)が売船されたと報じられた。購入したのはインドネシアのDLU(Dharma Lautan Utama:ダルマ・ラウタン・ウタマ)フェリーで,船名はダルマ・ルシトラⅤ Dharma Rucitra Vになるという。7月下旬からインドネシアのバリクパパン沖に停泊している。同社はジャワ島とカリマンタン島間などに日本の中古船を多数配船している。“さんふらわあ しれとこ”は九越フェリーの“ニューれいんぼうべる”として2001年10月に室蘭~直江津~博多航路に就航。2007年1月から商船三井フェリーに移籍して大洗~苫小牧航路に投入され,代替船“さんふらわあ ぴりか”の就航に伴い,2025年7月13日の苫小牧発を最後に引退した。

(編集部)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃