●基隆〜石垣航路「やいま丸」就航

商船やいま(石垣市)の石垣島と台湾を結ぶカーフェリー“やいま丸”の定期運航が5月28日から開始された。満員の乗客を乗せて基隆港を出港し,29日に石垣港に到着した。出港前に中山義隆石垣市長なども参加して就航式典が開かれ,石垣到着後もセレモニーを行なった。6月まで基隆発木曜23時,石垣着翌8時,石垣発日曜21時,基隆着翌8時で週1往復し,7月からは2往復とする予定で,秋頃から貨物の取り扱いも始める計画。事業は商船やいまが手掛け,運航は台湾の物流大手ワゴングループに委託している。“やいま丸” は21,688総トン,船客545人,コンテナ180TEU相当積載。1997年ブルーハイウェイライン(現商船三井さんふらわあ)の“さんふらわあ くろしお”として竣工。2002年から韓国のパンスター・ドリームPanstar Dreamとして2025年まで日韓航路に就航した。現在の船籍はパナマ。石垣島〜台湾の旅客定期航路は有村産業の運航停止以来18年振りの再開であった。

(石垣市)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃