●「アイコン・クラス」4番船起工 5隻目も確定

米ロイアル・カリビアン・グループ(RCG)の「アイコン・クラス」4番船の起工式が,9月8日,フィンランドのマイヤー・トゥルク造船所で行なわれた。2027年の引渡しを予定し,ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)が運航する。250,800総トン,船客約5,600人で,同社LNG燃料客船の5隻目となる。またRCGは9月23日,同級5番船の建造をマイヤー・トゥルク造船所へ正式発注した。2028年の引渡し予定で,さらに発表済みの6隻目に加えて7隻目のオプション契約を結んだことも明らかにした。今回起工された4番船の船名は未発表だが,評価の高い国際海運データベースの「エクアシス」には,ヒーロー・オブ・ザ・シーズHero of the Seasの名前が掲載されている。

(RCI)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃