●「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2025」授賞式開催 グランプリは飛鳥Ⅲ

日本外航客船協会(JOPA)は12月19日,都内で「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2025」授賞式を開催し,グランプリ(国土交通大臣賞)に選ばれた郵船クルーズ「飛鳥Ⅲ Debut Cruiseシリーズ」が受賞した。デビュー・クルーズとして8本行ない,27年振りの日本籍の新造客船として日本クルーズ史に新たな一歩を刻んだインパクトが大きいこと,“飛鳥Ⅲ meets 47都道府県”など地域活性化への取組みも評価を得て選ばれた。優秀賞(4点)は,MSCクルーズジャパン,阪急交通社「MSCベリッシマ 那覇発着クルーズ(沖縄定点クルーズシリーズ)」,ベストワンドットコム「金沢発着チャータークルーズ(コスタセレーナ)」,河北新報トラベル「にっぽん丸 東北発着クルーズ」,阪急交通社「大西洋に浮かぶ国カーボベルデとカナリア諸島・南米への冒険22日間」。特別賞(3点)は,クルーズプラネットの「クルーズフェスティバル東京」,設立35周年を迎えた清水港客船誘致委員会,郵船クルーズと飛鳥Ⅱ歓迎イベント実行委員会・静岡県の「松崎港・サマークルーズ」が選ばれた。

(編集部)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃