●「サファイア・プリンセス」に新レストラン

米プリンセス・クルーズのサファイア・プリンセスSapphire Princess(115,875総トン,船客2,670人,2004年竣工)が,米ポートランドで約2週間の改装工事を実施し,既存施設を撤去して新造船で人気のスシレストラン「マコト・オーシャン」とステーキハウス「クラウン・グリル」の2カ所を新設し,11月16日から営業を開始した。マコト・オーシャンはデッキ7のインターネットカフェに替えて新設され,大桑誠シェフが腕を振るうスシレストランとして本格的な江戸前寿司や特製カクテルなどを提供する。クラウン・グリルはデッキ5のサヴォイ・ダイニング・ルームを変更し,ステーキやシーフードを提供する。同船は2027年に姉妹船ダイヤモンド・プリンセスDiamond Princessとともに日本発着クルーズに就航することになっている。

(PRINCESS CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃