●「ブリリアント・レディ」ようやくデビュー

米ヴァージン・ヴォヤージのブリリアント・レディBrilliant Lady(108,232総トン,船客2,762人)がようやくデビューした。9月5日にニューヨークで盛大な記念式典を催し,6日間のバーミューダ島へのクルーズに就いた。しばらく北米東岸でのクルーズを行ない,冬季はマイアミを拠点にカリブ海クルーズに就く予定になっている。同船はヴァージンの4隻目のクルーズ客船として伊フィンカンティエーリ造船所で建造され,当初は2023年末就航とされたが,同年9月に工事やサプライチェーンなど予期せぬ問題のために延期すると発表され,2024年3月頃に引き渡されてからは係船されていた。

(VIRGIN VOYAGES)

Read more

内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃