●「ブルー・ゼファー・クルーズ」スタートへ

ギリシアのブルー・ゼファー・クルーズがクルーズ事業を開始したと2月に報じられた。就航船はブルー・ゼファーBlue Zephyr(4,200総トン,船客114人,1991年竣工。元ルネッサンスⅥ Renaissance VI)で,昨年までカレドニアン・スカイCaledonian Skyとして稼働していたが,12月にギリシアのカラマ・シッピングがチャーター用に買船し改装した。ブルー・ゼファー・クルーズでは,2026年はアテネを拠点にギリシアの島々を巡る8日間または13日間のヨットライクなクルーズを実施する予定。冬期以降の運航海域などは小船型を活かした目的地を調整中とされ,今後数カ月以内に発表する。

(BLUE ZEPHYR CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃