●「ヴァイキング・エデン」が地中海へ

中国の招商ヴァイキング・クルーズのヴァイキング・エデンViking Yi Dun(招商伊敦。47,842総トン,船客930人,2017年竣工)が2026年に地中海で就航する。8〜12月にジェノヴァ,ヴェネチア,バルセロナ,アテネなどに寄港する8〜13日のコースで運航し,食事や船内サービスは中国人向けになる。同船は2017年にヴァイキング・サンViking Sunとして竣工し,2021年にヴァイキングと中国招商局グループ合弁の招商維京游輪(China Merchants Viking Cruises)に移籍,中国マーケットに投入された。2024年9月から国際マーケット向けの販売が始まり,24~26年は日本向けにも運航している。伊フィンカンテイエーリ造船所で建造され地中海でデビューしており,里帰りクルーズになる。

(招商維京游輪)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃