●アクア・エクスペディションの新船

仏ポナン・エクスプロレーションズ・グループのアクア・エクスペディションは8月7日,小型探検クルーズ客船アクア・ラレスAqua Laresの2026年就航を発表した。2月にデビューし,セイシェル諸島やタンザニアなどの5~11泊クルーズの後,6月からスヴァールバル諸島と北極圏で5~14泊のクルーズを行なう。2,407総トン,全長77.4メートル,1974年竣工の大型ヨット,レジェンドLegendを改装したもので,客室は15室で船客定員30人,小型船ながら2カ所のレストラン,ラウンジ,シアター,ジム,ブティックなどを備える。アイスクラス1Bを取得して極圏クルーズにも就き,3人のネイチャーガイドが乗船して探検クルーズをサポートする。

(AQUA EXPEDITIONS)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃