●ウインドスターの「スター・シーカー」引渡し

ポルトガルのウェストシー・ヴィアナ造船所で建造されていた米ウインドスター・クルーズのスター・シーカーStar Seekerが,12月15日に引き渡された。9,315総トン,全長131.5メートル,航海速力16ノット,船客224人,乗組員135人,全室スイート仕様のラグジュアリー船となる。ポルトガルのミスティック・インベストが発注したもので,建造途中でウインドスターが買船し,仕様変更して完成した。12月18日にスペインのマラガからマイアミへ向かうクルーズでデビューし,2026年1月15日にマイアミで命名式を行なう。夏季はアラスカで稼働し,秋には日本での就航も予定している。

(WINDSTAR CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃