●オーシャン・アドバイスがクルーズ船を8隻発注

スイスのユナイテッド・ウォーターウェイズ傘下で探検クルーズ客船の船舶管理などを手がけるオーシャン・アドバイスが,中国でクルーズ客船を建造する。探検クルーズ用4隻,沿岸クルーズ用4隻の建造で招商局重工(江蘇)と合意したと12月2日付けで公表した。いずれも小型船で,設計などは欧米企業が手がけ,探検用は船客186人で1番船が2028年引渡し,沿岸用は船客260人で1番船は2029年に引渡し予定。旅行会社などが自社ブランドで運航する貸与用で,すでに3隻は借り手予約が入っているという。同社はリバー・クルーズ客船で同様の事業を始めており,外洋客船でも展開する。

(TILLBERG DESIGN OF SWEDEN)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃