●グリマルディ・グループの中国建造9,000CEU型PCTC2隻竣工

伊グリマルディ・グループは中国の上海外高橋造船(SWS)と招商局重工(CMHI)江蘇にアンモニア・レディ仕様のPCTCを17隻発注しているが,SWSで8月8日グランデ・テンシンGrande Tianjinが,CMHI江蘇で同27日グランデ・シャンハイGrande Shanghaiが引き渡された。グランデ・テンシンはSWS建造7隻の1番船で,77,463総トン,全長199.9メートル,幅38メートル,航海速力19ノット,9,241CEU(写真上)。グランデ・シャンハイはCMHI江蘇建造10隻のうちの第1船で,93,145総トン,全長220メートル,幅38メートル,航海速力18ノット,9,000CEU(写真下)。後者はグリマルディとクヌード E. ハンセンが共同設計した。いずれもアンモニア・レディ仕様とされ,イタリア船級協会(RINA)の認証を得ている。中国EVメーカー零跑汽車(リープモーター)のアジア~欧州やアジア~アフリカ間のEV輸送に従事し,前者は同19日に上海を出港した。なおCMHI江蘇建造分は,最初の5隻は9,000CEUだが,残り5隻は9,800CEUに大型化される。またグランデ・テンシンは上海外高橋造船の600隻目の建造船だったという。

                        (GRIMARDI GROUP)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃