●コルシカ・リネアの新船デビュー

仏コルシカ・リネアのカーフェリー,カプ・ロッスCapu Rossuが3月26日,中国の招商局金陵船舶(威海)で引き渡された。38,222総トン,全長202.9メートル,幅27.8メートル,速力23ノット,船客1,035人,車両レーン長2,505メートル。LNGを主燃料とするが,将来的にはバッテリーでの運航も可能なように設計されており,2030年までにCO₂排出量40パーセント削減の目標実現の一翼を担う。6月からマルセイユとコルシカ島を結ぶ航路に投入された。同船はデンマークに本拠を置くステナRoRoが中国で連続建造しているチャーター用「E-フレクサー」シリーズ13番船。コルシカ・リネアは2024年に購入オプション付きのチャーター契約を結んだ。

(STENA RORO)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃