●ポーランドのLNG燃料ハイブリッド・フェリー「ヤンダル・ユニティ」引渡し

ポーランドのレモントワ造船所で建造されていたポルスカ・バルティック・フェリー(PolSca Baltic Ferries)のヤンダル・ユニティJantar Unityが,12月17日に引き渡された。シフィノウイシチェ(ポーランド)~トレレボリ(スウェーデン)のバルト海横断航路に1月から就航する。3隻シリーズの1番船で,2,3番船はそれぞれ2026,27年にデビュー予定。48,627総トン,9,332重量トン,全長195.6メートル,幅32.2メートル,吃水6.3メートル,主機ディーゼル+バッテリー電気推進(Wärtsilä 10V31DF型ディーゼル4基,推進器アジポッド2基),出力29,912馬力,航海速力19.0ノット,船客定員400名,貨物車両レーン長4,100メートル,乗員50名。従来船比でCO2排出の約4分の1削減が期待される。ポルスカ・バルティック・フェリーは,ポルフェリーとユニティ・ラインが昨年合弁で設立した。

(UNITY LINE)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃