●ヴァイキングが探検船など4隻追加

ヴァイキング・クルーズとフィンカンティエーリ造船所は3月3日,探検船2隻の建造と外洋船2隻のオプション契約締結を発表した。建造確定の2隻はヴァイキング・エクスペディション向けで,30,000総トン,船客378人規模,ポーラー・クラスPC6を取得し,極地クルーズに対応。シチリア島のパレルモ工場で建造し,引渡しは2030年と31年を予定している。2021,22年竣工の「オクタンティス・クラス」の姉妹船となる。外洋クルーズ船のオプション2隻は,現在連続建造中の54,300総トン,船客998人のタイプで,2034年引渡し予定。

(VIKING CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃