●中国の新クルーズ船「理想」デビュー

中国の天津オリエント・インターナショナル・クルーズ(天津東方国際郵輪)の理想(英語船名はヴィジオVisio)が3月18日,天津から処女航海に就いた。800人余を乗せ韓国へ向かったと地元紙が報じた。釜山,仁川,済州島などに寄港する5泊または7泊クルーズを中心に運航する。同船は2025年に買船した旧コスタ・マジカCosta Magica(102,587総トン,船客2,720人,2004年竣工)で,青島の造船所で改装しデビューした。

(天津東疆総合保税区管理委員会)

Read more

内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃