●今治造船が住友重機械でブロック建造へ

今治造船は9月26日,丸紅の協力により日本シップヤード(NSY)経由でギリシア船主からアフラマックス・タンカーを2隻受注したと発表した。アフラ型の建造は2008年に引き渡して以来17年振りで,2027,28年の竣工を予定する。同社では2000年代に行なっていたメガブロック工法を再び採用して増産体制を構築するとしており,大型のメガブロックを住友重機械マリンエンジニアリング横須賀造船所に製造委託する模様。住友重機械グループは商船建造からの撤退を発表しており,船体ブロックを大型構造物として製造すると見られる。

(住友重機械マリンエンジニアリング)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃