●名古屋で「コスタ・セレーナ」がホテルシップに

2026年に開催される「愛知・名古屋2026 アジア・アジアパラ競技大会」で,伊コスタ・クルーズのコスタ・セレーナCosta Serena(114,251総トン,客室数1,500室,船客3,780人,2007年竣工)がホテルシップとして利用されることになった。10月3日に大会組織委員会がJTB名古屋事業部と契約を結んだことを明らかにし,2026年9月15日から10月6日の22日間,名古屋港金城埠頭に停泊する。契約内容は選手団宿泊施設として使用するクルーズ船の確保,ホテルシップとしての運営に係る船社の調整などで,契約金額は44億87,256,042円と公表されている。JTBとは随意契約で,当該船舶を保有する船社が指定した唯一の代理店であるためとしている。なお同船は2026年シーズンに向けて2025年10~11月に改装工事を行ない,ホテルシップ後の10月18日に東京からブエノスアイレスへ向かう66日間のワールド・クルーズに就く予定になっている。

(COSTA CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃