●常石舟山でメタノール燃料コンテナ船進水!

常石造船は8月28日,グループの中国常石集団(舟山)造船有限公司(TZS)で,27日にTZSとして初建造のメタノール二元燃料5,900TEU型コンテナ船を進水したと発表した。このタイプは常石グループのコンテナ船では最大のサイズで,積載数は最大5,915TEU,うち冷凍コンテナを1,400個まで積載できる。船型改良や独自の省エネ装置MT-FAST,大容量軸発電機の採用により,二元燃料船でありながら同セグメントでトップクラスの積載性能と高燃費性能を両立した。グリーンメタノール(主機と補機)によりCO2ゼロエミッションも視野に入れている。大容量陸電供給システム対応設備を備え,停泊時CO2削減も促進した。竣工は2026年2月の予定。

(常石造船)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃