●新日本海フェリーの新船「はまなす」進水

三菱重工下関造船所で建造されている新日本海フェリー舞鶴~小樽航路の新造第2船が,去る10月9日“はまなす”と命名されて進水した。来たる6月に就航を予定し,現有の“あかしあ”(16,897総トン,2004年竣工)を代替する。14,300総トン,全長199.0メートル,幅25.5メートル,主機ディーゼル4基,航海速力28.3ノット,船客定員286名,車両搭載数トラック約150台,乗用車約30台。1番船と同じく,国内フェリーでは初めての船尾形状「ダックテール」や省エネ船型の採用,アンチローリング・タンクとフィン・スタビライザー併用の省エネ型減揺システム,高効率の推進プラントなどにより省エネ化が図られた。船名の「はまなす」は「北海道の花」で,同社船では4代目になる。

(三菱重工)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃