●旧「コスタ・マジカ」中国で2月運航開始へ

中国の天津東方国際郵輪(Tianjin Oriental international Cruise)のアイディールIdeal(理想。102,587総トン,船客2,720人,2004年竣工,元コスタ・マジカCosta Magica)が,2月下旬から就航すると一部業界誌が伝えた。天津を拠点にショート・クルーズに就くという。ギリシアのシージェッツから買船し,昨年12月下旬に中国の青島北海造船に到着して改装工事が行なわれた。同社ではドリームDream(夢想。77,499総トン,船客2,014人,1998年竣工,元シー・プリンセスSea Princess)を天津拠点で運航しているが,同船は大連または青島に拠点を移す見込みという。

(NEONYX CRUISES)

Read more

内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃