●隠岐汽船の新船は「フェリーしげさ」

隠岐汽船(隠岐郡隠岐の島町)が運航する新造船の船名が“フェリーしげさ”に決定した。現有“フェリーしらしま”(2,343総トン,船客856人,トラック20台・乗用車26台積載,三菱下関で1995年竣工)の代船となり,隠岐島〜七類/境港航路に2027年春頃の就航を予定する。建造所は公募型プロポーザルを実施して内海造船が選出された。船名は1月に一般公募により(応募総数3,074件),隠岐を代表する民謡の「しげさ節」から命名。同じ応募が134件あり,「しげさ節」は豊かな自然と人情を表現し,子供から大人まで親しまれている,響きが覚えやすく暖かいなどの想いが寄せられた。

(隠岐汽船)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃