●韓国HD現代の造船2社合併へ

韓国造船最大手の造船持ち株会社HD韓国造船海洋は8月27日,上場している傘下のHD現代重工とHD現代尾浦の2社を合併し,HD現代重工を存続会社とすることについて韓国取引所に告示した。株主総会などの承認を待って来たる12月1日に合併する。統合会社の2035年の売上高予想は24年比95パーセント増の37兆ウォン(約4兆700億円。1ウォン=0.11円換算)に及ぶ。防衛事業の強化や環境規制対応,砕氷船など特殊船を含めた技術開発力強化,中国との競争激化に伴う海外拠点の効率利用などが目的。なお合併と並行しシンガポール法人を立ち上げ,HD現代ベトナム造船や,HD韓国造船海洋100パーセント出資子会社2社など海外会社を統括する。

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃