●MSCクルーズ「MSCワールド・アジア」進水

仏アトランティーク造船所で建造されている大型客船MSC ワールド・アジアMSC World Asiaが,11月14日に進水した。写真は注水を終えた深夜に建造ドックから引き出され,艤装岸壁に移動したところ。本船はMSCクルーズの21万トン型「ワールド・クラス」の3番船で,LNG燃料を導入した同社船の4隻目にあたる。引渡しは2026年11月で,12月から西地中海クルーズに就航する。215,863総トン,全長333.3メートル,船客定員5,136名。なお同日は,4番船MSCワールド・アトランティックMSC World Atlanticの最初のブロックがドックに置かれ(キール・レイイング),コイン・セレモニーも行なわれた。また12日に同型7,8番船の建造契約も結ばれた。

(MSC CRUISES)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃