欧州の艦載兵器に関する動向

○ディール・ディフェンスがILAベルリン航空ショーで,ドイツ海軍のヴァーデン・ヴュルテンブルクBaden-Württemberg 級(F125型)フリゲイトにIRIS-T SLM対空ミサイル・システムを搭載した状態の模型を展示した。前檣の後方に16セルのVLSを2セット,合計32発を搭載する構成。ブラストで甲板が傷まないように,発射機の下部にはデフレクター・プレートを設置する。発射機のプロトタイプは早ければ2027年に完成,同年第2四半期に試射の見込み。(Naval News 2026/6/9)
○ネーバル・グループはオランダ国防省から,オランダ海軍向けの新型潜水艦オルカOrka4隻で使用するF21長魚雷を受注した。(Naval Group 2026/6/16)
○MBDAはユーロサトリ展示会で,MdCN(Missile de Croisière Naval)ことNCM(Naval Cruise Missile)の改良型,LCM/NCM(Land Cruise Missile/Naval Cruise Missile)MkⅡを発表した。現行のMdCNと同様にネーバル・グループのシルヴァーA70 VLSから発射するもので,MdCNよりも射程,生残性,威力を高める。2030年に開発完了の予定。(Jane's 2026/6/16)
○ロッキード・マーチンは米海軍海洋システム軍団(NAVSEA)から,スペイン海軍のF-100型ことアルバロ・デ・バザンAlvaro de Bazán級フリゲイトの寿命中途近代化改修(MLU:Mid-Life Upgrade)に関連する,先行調達,早期エンジニアリング支援,試験施設の立ち上げを1億390万ドルで受注した。FMS(Foreign Military Sales)案件。(DoD Contracts 2026/6/30)

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