2026年2月1日,千葉海上保安部(第3管区)の巡視艇“あわかぜ”(CL-49)が解役された。本艇は平成5年(1993年)第2次補正計画で建造された“ひめぎく”型巡視艇(公称船型20メートル型)の1隻で,横浜ヨットで建造され1994年に就役した。就役以来の実績は海難出動件数400件,救助隻数31隻,救助人数59人,犯罪の検挙件数は829件であった。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2026年2月5日,昨年10月に進水した巡視艇“なちかぜ”(CL-17)が竣工し,墨田川造船(東京都江東区)から海上保安庁へ引き渡された。本艇は“はやかぜ”型の7番艇で,令和7年度(2025年度)計画で整備された。主要目は総トン数19トン,全長18.0メートル,速力25ノット以上。公称船型は18メートル型。徳山海上保安部(第6管区)に配属される。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2026年1月30日,鹿児島航空基地(第10管区)所属の中型飛行機サーブ340“うみつばめ”2機(MA-951およびMA-952)が解役された。同機はそれぞれ平成7年度(1995年度)および同第2次補正計画で整備された固定翼機で,1997年に羽田航空基地(第3管区)に配属され,2005年に関西空港海上保安航空基地(第5管区),07年からは鹿児島航空基地で南九州を中心に領海警備だけでなく,東日本大震災や熊本地震における被害状況調査や被災者の捜索救助支援に対応し,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行した際には離島から鹿児島空港への患者輸送などの業務に従事した。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
海保は2026年の118番イメージモデルとして俳優の鈴木福さん(21)を起用した。 起用理由について瀬口良夫・長官は「幅広い世代から人気があり,日本全国のお茶の間でお馴染みの鈴木福さんと一緒に118番の認知度向上や間違い電話防止などの広報活動に努めていきたい」と説明した。 啓発ポスターやリーフレットのほか,スペシャル動画も公開して118番の認知度向上や適切な利用の推進を呼びかけていくことにしている。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2026年1月9日に横浜を出港した横浜海上保安部(第3管区)の巡視船“あきつしま”(PLH-32)は1月21日,東南アジア周辺海域の公海上で海賊行為の監視警戒や情報収集を行なうとともに,ベトナム・ダナン沖で同国の巡視船CSB4037やCSB6001と連携訓練を実施した。 また,30日には商船三井が運航するLNG船ENERGY ADVANCEが海賊船から追跡・接近を受けたとの想定での官民連携訓練が実現し,これらの活動を終えて2月2日に母港である横浜へ帰港した。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2025年に尖閣諸島周辺海域の接続水域で中国海警局の船舶が確認された日数が357日となり,最多だった24年の355日を上回り過去最多となった。 第11管区海上保安本部によると,2025年12月30日に4隻の中国海警船が確認され,24年の確認日数を上回った。 31日も3隻が接続水域から出域したものの,1隻がとどまり357日となった。また,25年の領海への侵入件数は27件で,24年の39件から減少した。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2026年度の観閲式について,瀬口良夫・海上保安庁長官は「当庁の業務をめぐるさまざまな情勢などを踏まえ,観閲式および総合展示訓練は実施しないことにした」と定例記者会見で明らかにした。 一方で「より多くの国民の皆さんに海上保安業務の重要性をご理解いただくことは重要であることから,引き続き各管区本部や部署ごとにおいて体験航海や一般公開などを行なうこととし当庁業務の理解がより効果的に促進していくように努めていく」と述べた。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
2026年1月21~26日,以下のロシア機がわが国近海に飛来した。これらに対し,防衛省・自衛隊は戦闘機を緊急発信させて対応した。 ▷2026年1月21日,Tu-95爆撃機2機と戦闘機2機,Tu-95爆撃機2機,Tu-95爆撃機2機と戦闘機2機の3グループが,大陸方面から日本海に飛来した。 ▷2026年1月23日,IL-20情報収集機1機が,大陸方面から日本海に飛来した。 ▷2026年1月26日,IL-20情報収集機1機が,大陸方面からオホーツク海,太平洋,日本海に飛来した。
2026年1月20日~2月4日,わが国近海に以下の中露艦艇が出現した。 ▷2026年1月20日午前4時頃,海上自衛隊は沖縄本島の東約70キロを西進するロシア海軍のヴィシニャVishnya型情報収集艦(艦番号535)を確認した。その後,同艦は20~23日に沖縄本島の東から南東にかけての接続水域を含む海域を遊弋し,23~24日に沖縄本島の南東から久米島(沖縄県)の北西にかけての接続水域を含む海域を航行 ,25~26日に対馬海峡を北東進して日本海へ向けて航行した。これに対し,防衛省・自衛隊は,第1護衛隊所属の護衛艦“いかづち”(横須賀),第1海上補給隊所属の補給艦“ましゅう”(舞鶴),第2掃海隊所属の掃海艇“たかしま”(佐世保),第5航空群所属のP-3C哨戒機(那覇)により,警戒監視・情報収集を行なった。 ▷2026年1月24日正午頃,海上自衛隊は宮古島(沖縄県)の北東約120キロを南東進する中国海軍の東調Dongdiao型情報収集艦(艦番号791)を確認した。その後,同艦は沖縄本島と宮古島との間の海域を南東進し,太平洋に進出したことが確認されている。
2026年1月28日,第53次派遣海賊対処行動水上部隊(中東地域における情報収集活動兼務)の護衛艦“ゆうだち”が,定係港の大湊を出港した。部隊指揮官は“ゆうだち”艦長堤敏雄2佐で,隊員約200名のほか,海上保安官8名が同乗している。
齋藤聡海幕長は,2026年2月4~7日,インドネシア海軍からの招待を受けて,ジャカルタを公式訪問した。期間中,海幕長は同国の海軍高官らと意見交換を行なうとともに,海軍基地等を訪れた。
2025年(令和7年)12月26日,防衛省は川崎重工が潜水艦搭載ディーゼル発電機の検査において,長期に渡り不正行為があったとして,令和7年12月26日から8年3月11日までの2.5カ月間, 同社に対し指名停止の措置を行なうと発表した。発覚した不正の内容は,燃費性能に関する検査値の改竄とされ,現在海上自衛隊が運用する24隻の潜水艦(練習潜水艦2隻を含む)のうち,23隻で不正のあったディーゼルが使用されているが,引き渡し後の性能確認試験では,いずれも海上自衛隊の要求を満たしていたことから,艦の能力としては特に問題はないとされる。
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