ロッキード・マーチンは10月29日に,セイルドローン社のサーベイヤー (Surveyor)USVを武装化して2026年に実射試験を実施すると発表した。ま た,セイルドローンに対して5,000万ドルの出資を決めた。両社の協業によ り,艦隊の防御や,水中監視,偵察,攻撃といった任務を具現化できるとして いる。 サーベイヤーUSVに搭載するのは,管制システムとAGM-179 JAGM(Joint Air-to-Ground Missile)空対地ミサイル用の発射機,JQL(JAGM Quad Launcher)。(Lockheed Martin 2025/10/29)
クラトス・ディフェンス&セキュリティ・ソリューションズが米海軍から, AN/SPY-1レーダーを維持管理・近代化するための契約を受注したことを明らか にした。計画名称は“Project Anaconda”といい,全体では1億7,500万ドルの 案件となる見込み。このうち,まずフェーズ1分の契約を受注したところ。 これは,AN/SPY-1レーダーの運用が2065年頃まで続くと見込まれることか ら,長期の維持管理が可能な体制を構築するのが目的。そこでクラトスは,イ ンディアナ州クレーンにある米海軍水上戦センター・クレーン部門の近隣に, 面積155,000平方フィートの新施設IRIC(Indiana Radar Integration Complex)を開設,2027年に実働可能とする。このIRICの開設に加えて,送信 機,シグナル・プロセッサー,アンテナ・サブシステムを対象とする補修整備 ・近代化改修を行なう能力の初期段階実装,デジタル・エンジニアリングや人 工知能(AI:Artificial Intelligence)によるデータ管理などといったタス
ハンチントン・インガルス(HII),ウッズ・ホール海洋研究所(WHOI: Woods Hole Oceanographic Institution),米海軍水中戦センター(NUWC: Naval Undersea Warfare Center)ニューポート部門の3者は,ニューヨーク 州セネカレイクで,REMUS 620 UUVをヴァージニアVirginia級攻撃原潜の魚雷 発射管から発進・回収する試験を成功裏に実施した。これに先立ち,兵装ハン ドリング・魚雷発射システムSAFECAPとREMUS 620との互換性検証を実施してい た。 なお英海軍でも同様に,アスチュートAstute級攻撃原潜の魚雷発射管を用い てUUVの発進・回収を実施する“Project Scylla”という計画を進めている。 こちらは,2026~27年度の初度運用能力(IOC:Initial Operational Capability)達成を目指している。2024年12月に最初の洋上試験を実施,続い て2025年5月に攻撃原潜アスチュートを用いて2
○ハンチントン・インガルス(HII)のニューポート・ニューズ造船所で建造 しているヴァージニアVirginia級攻撃原潜の25番艦マサチューセッツ Massachusetts SSN-798が,最初の試験航海を成功裏に完了した。(HII 2025/10/7) ○HIIのインガルス造船所で建造しているアーレイ・バークArleigh Burke級駆 逐艦の78番艦テッド・スティーブンスTed Stevens DDG-128が,建造所側での 2度目の試験航海を9月末に実施した。(HII 2025/10/24) ○ゼネラル・ダイナミクス傘下エレクトリック・ボート造船所(GDEB)のフィ ービー・ノヴァコヴィックCEOが,第3四半期の業績発表に際して,米海軍の 新型戦略原潜ディストリクト・オブ・コロンビアDistrict of Columbia SSBN-826の工程進捗率が60パーセントに達したことを明らかにした。同艦を構 成する主要モジュールは年内に,すべてグロトンの本工場に到着する予定だと している。(USNI News 2025/
10月3日,第3管区海上保安本部は,災害発生時に迅速で円滑に応急対策を実施することを目的に東京電力グループホールディングスと相互協力に関する協定を締結,赤松宏樹本部長と小早川智明代表執行役社長が協定書に署名した。 相互協力の実施事項として,三管本部は災害で孤立した地域や島嶼部への停電復旧に必要となる東京電力グループの資機材や人員の輸送を巡視船艇などで行ない,東京電力グループは災害時に3管本部の活動拠点への電源供給や施設,敷地の提供を実施することとしている。 今回の協定では,両社の管轄区域が重なる関東一都六県と山梨県,静岡県の富士川以東が対象地域となる。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
10月23日,清水海上保安部(第3管区)と名古屋税関清水税関支署,静岡県警は本年7月10日に静岡県の清水港に入港した外国貨物船の水面下に隠されていたコカイン約20キロ(末端価格5億円相当)を発見,押収したと発表した。 立ち入り検査の一環として巡視船“おきつ”(PM-36)の潜水士が船体の下側に潜り,左舷側の水面下約12メートルにある冷却用の海水などを取り入れるためのシーチェスト内部でコカインの入ったバッグを発見した。バッグの中には約1キロのコカインの塊が20個入っていた。 船長らが知らぬ間に船に運ばせて密輸を行なうパラサイト型と呼ばれる手口で,全国で2例目の摘発だという。乗組員の関与はないとみられるが,密輸を行なった者や隠した時期はわかっていない。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
巡視艇“なちかぜ”(CL-17)の進水式が墨田川造船(東京都江東区)で挙行された。 本船は“はやかぜ”型巡視艇の7番艇で,総トン数19トン,全長約18メートル,幅約4.3メートル,主機ディーゼル,速力25ノット以上の小型巡視艇である。公称船型は18メートル型。 式典では,来賓や地元の人たちが見守る中,大塚久司主計管理官が本船を“なちかぜ”と命名し支綱切断すると,ゆっくりと滑り降り,海面に船体が姿を現した。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
機動防除隊発足30周年を祝う式典が10月24日,特殊救難隊50周年が同31日に横浜市内で行なわれ,特殊救難隊の式典に金子国交相も出席した。 ともに海保で専門技術を極めた特殊部隊で,機動防除隊は流出油や有害物質の除去に関する化学的,法的な知識をもとに助言などを行なう専門部隊で,特殊救難隊は火災船や転覆船などの高度な海難救助を担当する精鋭部隊として,「救難最後の砦」とも呼ばれる。 これにあわせて日本郵便南関東支社から記念のオリジナルフレーム切手も発売された。 (海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
10月21日,高市早苗内閣発足に伴い,国土交通大臣に自民党の金子恭之衆議院議員が就任した。自民党から国交相が就任するのは16年ぶり。 就任記者会見で金子国交相は高市首相からは防災,減災,国土強靭化のための取組み推進に加え,「我が国の領土,領海の警戒監視の適切な実施などについて指示を頂いた。」と語った。 金子氏は熊本県出身で国土交通副大臣や総務相などを歴任したほか,海上保安議員連盟会長を務めるなど海上保安行政にも精通している。(海上保安協会 新聞事業部次長 米田 堅持)
防衛装備庁は,11月11~12日,研究開発中の装備品に関する恒例の展示会である「技術シンポジウム2025」を,防衛省近傍のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催した。今年のシンポジウムでは「AI進化の直感的理解」「サイバー攻撃対処技術の国産化に向けて」と題する特別講演を実施し,さらにレールガンやEMP技術等の装備品の開発状況等についてのオーラルセッションや展示を行なった。
海上自衛隊は,安保3文書体制が定める反撃能力の確保のため,現有イージス護衛艦8隻へのトマホーク巡航ミサイルの導入を進めているが,そのトップを切って,護衛艦“ちょうかい”が令和7年9月下旬から8年9月中旬までの日程でアメリカに派遣されている。また同艦は派遣に先立ち,9月25日に海上自衛隊横須賀基地で,米海軍の支援の下,トマホーク模擬弾を使用した搭載訓練を実施している。
10月21日,第28代防衛大臣に小泉進次郎衆議院議員が就任した。小泉大臣は神奈川11区の選出で,当選6回。環境大臣および気候変動担当大臣,農林水産大臣などを歴任している。
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