海上自衛隊は,5月16日~10月24日の日程で,令和8年度遠洋練習航海を実施している。派遣艦艇は練習艦“かしま”“やまぎり”,指揮官は練習艦隊司令官東良子海将補。部隊には第76期一般幹部候補生課程卒業生を含む約530名が参加している。訪問国(寄港地)は,アイスランド(レイキャビク),アメリカ(アンカレッジ,サンディエゴ,ダッチ・ハーバー,ノーフォーク,ニューヨーク,パール・ハーバー),カナダ(ハリファクス,ヴァンクーバー) ,パナマ(パナマ・シティ),メキシコ(マンサニーヨ)。 (写真:海上自衛隊)
6月6日,第54次派遣海賊対処行動水上部隊(中東地域における情報収集活動兼務)の護衛艦“たかなみ”がソマリア沖に向け,定係港の横須賀を出港した。 (写真:海上自衛隊)
5月25日正午頃,海上自衛隊は,沖ノ鳥島の南西約880キロの太平洋上を,随伴艦4隻とともに行動中の中国海軍の空母遼寧Liaoningを確認した。遼寧は翌26~28日,艦載機の発着艦を繰り返した。これらに対し,防衛省・自衛隊は第5水上戦隊所属の護衛艦“あさひ”(佐世保)により,警戒監視・情報収集を行なった。 (写真:統合幕僚監部)
新聞報道等によると,このほど政府は自衛隊幹部の階級呼称を諸外国の軍隊に準じたものに変更する方針を定めた。これにより,海幕長たる海将は大将,1佐は大佐,1尉は大尉等となるが,曹士は従来のままとされる。なお変更には自衛隊法等の改正が必要となり,変更時期については明らかにされていない。
3月23日付けで,俵千城海将(前統合作戦副司令官)が,統合作戦司令官に就任した。また同日付けで,髙田哲哉海将(前航空集団司令部幕僚長,23日付けで海将に昇進)が統合幕僚学校長に,吉岡猛海将(前海上自衛隊幹部学校副校長,同)が情報作戦集団司令官に,それぞれ就任した。さらに23日付けで自衛艦隊隷下に水上艦隊が新編されたことを受けて,伍賀祥裕海将(前護衛艦隊司令官)が,初代水上艦隊司令官に就任した。 (写真:海上自衛隊。向かって左が伍賀水上艦隊司令官)
4月1日,海上保安庁の春の定期人事異動で,特修科出身の林一馬・第11管区次長が第4管区本部長に就任した。昨年の松浦あずさ海上保安学校長に続き,特修科出身者からの一等海上保安監(甲)への登用となる。 また15日人事では特修科出身者としては第11管区次長に下矢浩介・本庁装備技術部管理課長,舞鶴海上保安部長(第8管区)に大井良司・本庁交通部安全対策課長,東京湾海上交通センター所長(第3管区)に西雄二・本庁交通部整備課長が起用された。 女性職員では横浜海上保安部長(第3管区)に中林久子・名古屋海上保安部長(第4管区),本庁総務部政策評価広報室長に灘波陽子・海上保安試験研究センター所長,第1管区本部総務部長に蓮見由絵・同本部交通部長,第6管区本部情報管理官に大久保朋美・海上保安学校教官が就任した。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
海上保安庁は4月15日,5月12日の「海上保安の日」を知ってもらおうとロゴマークを作成した。「海上保安の日」は1948年5月1日に海保が発足し,5月12日に大久保武雄初代長官に初めて本庁庁舎屋上によって庁旗が掲げられたことを記念して,この日を「開庁記念日」と定めた。2000年からは「海上保安の日」と名称を改め,表彰式や殉職者追悼式など,さまざまな行事が行なわれている。(海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持) (写真:海上保安庁)
3月27日,海上保安庁は無操縦者航空機(シーガーディアン)を北九州航空基地に新たに2機増強(購入)し,5機体制での運用を開始した。 シーガーディアンは全長11.7メートル,全幅24メートル,24時間以上の航続が可能で 海保では2022年10月からシーガーディアンの運用を開始し,23年5月からは3機に増強して24時間365日の海洋監視体制を構築していた。 5機に増強されたことで複数の海域で海難や事件,災害などが発生しても対応が容易になるという。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持) (写真:GA-ASI)
4月7日,第52次ソマリア周辺海域派遣捜査隊の8人が本庁で帰朝報告を行なった。同隊は昨年10月4日から今年4月5日までの184日間にわたって海上自衛隊の護衛艦“おおなみ”に乗艦してソマリア沖・アデン湾で海上自衛官とともに海賊行為の監視・情報収集などを実施した。 隊員はほかに淺井修一郎副隊長(第7管区)と姫野晃大(本庁),小田原元気(第1管区),和田駿平(第2管区),阿部竜一(第3管区),徳永学(第6管区),大仲貴良(第11管区)の各隊員。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
千葉保安部の巡視艇“はつぎく”(CL-80)が4月9日に解役された。 “はつぎく”は1996年3月に建造,“こまかぜ”の船名で大阪保安監部(第5管区)に配属された。 2007年3月に鹿児島県の志布志保安署(第10管区)に配属替えとなり“はつぎく”と船名を変え,16年3月からは千葉保安部(第3管区)で千葉港の港長業務指定船として東京湾における警備救難業務に従事していた。 千葉保安部に配属されてからの海難出動件数は313件,31隻と37人を救助し,442件の犯罪を検挙した。“はつぎく”の解役を受け,東京保安部(第3管区)の同型艇“やまぶき”(CL-136)が千葉に配属替えとなった。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
3月9日に和歌山保安部(第5管区)で解役された巡視艇“きいかぜ”(CL-61)に代わり,墨田川造船所(東京都江東区)で建造された新造船の“きいかぜ”(CL-215)が同月11日に就役した。 新たな“きいかぜ”は総トン数23トン,全長約20メートル,幅約4.5メートル。公称船型は20メートル型。情報伝達能力や感染症対処能力が向上している。24日には就役記念式典が開かれ,式典のちには「海上保安友の会和歌山支部」会員向けに体験航海も行なわれた。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
3月17日,第3管区海上保安本部は北朝鮮の工作船を展示している海上保安資料館横浜館(横浜市中区)の来館者数が450万人を突破したと発表した。 同館は2001年12月に九州南西沖で発生した工作船事件の北朝鮮工作船や引き揚げられた武器などを展示している。同工作船は追尾した巡視船に対して自動小銃やロケットランチャーによる攻撃をした後に,自爆と思われる爆発を起こし海に沈んだ。 04年12月の開館後,翌年4月に10万人,08年3月に100万人,23年12月には400万人が来館し,これまでに1日平均700人が訪れている。入場無料。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)
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