RCIが上海発着クルーズの寄港地見直し

米ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は,スペクトラム・オブ・ザ・シーズSpectrum of the Seas(169,379総トン,船客4,246人,2019年竣工)の上海発着クルーズにおける日本寄港を見直した。2026年5月から2027年4月に予定した沖縄,長崎,鹿児島などの寄港を取り止め,代わりに済州島,釜山など韓国寄港コースに変更した。RCIではコース設定はある程度の柔軟性が求められ,いつでも変更の可能性があるとして理解を求めている。なお一部コースは今のところ日本寄港予定になっている。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言に反発した中国政府が,昨年11月に日本への渡航自粛を勧告して以降,中国系船社は日本寄港を中止しており,集客の都合か欧米船社も一部追随している。

(RCI)

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内外商船

●クルーズ船で「ハンタウイルス」発症 死者も

オランダのオーシャンワイド・エクスペディションが運航する探検クルーズ船ホンディウスHondius(6,603総トン,船客定員170名,2019年竣工。写真)で,ネズミなどの齧歯(げっし)動物が媒介するハンタウイルスの集団感染が発生し死者が出た。同船はアルゼンチンのウシュアイアを4月1日に出航し,トリスタン・ダ・クーニャ,セントヘレナなどを経て5月4日カーボ・ヴェルデに到着。この間4月11日に70歳の男性が死亡,セントヘレナで下船したその夫人(69)も南アへ移動後に発症し死亡,5月2日には船内で3人目の死者が出た。セントヘレナで下船した約30人のほか,症状のある数名が下船(他島を含む)した以外,カーボ・ヴェルデで乗客は下船せず,船はカナリア諸島テネリフェ島へ向かい,入港後の11日までに残りの乗客全員と一部乗員の計122人が下船した。感染疑いのある者や発症者・接触者などは下船後各地の医療機関などで隔離観察・治療を受けた。世界保健機関(WHO)によると感染確認は計13人で,うち死亡者は3人。ホンディウスはテネリフェ島を出て18日にロッテルダムに到着,残りの乗員と医療スタッフの下船後,船内清掃