MBDAは9月29日に,イタリア海軍向けのテセオMk2/E対艦ミサイルを受注したと発表した。FREMM(Fregata Europea Multi-Missione)フリゲイトの発展型であるFREMM EVO,多用途警備艦PPA(Pattugliatori Polivalenti d’Altura),次世代駆逐艦に搭載する計画だとされる。テセオMk2/Eでは,終末誘導用のレーダーにAESA(Active Electronically Scanned Array)技術を導入する予定という。(MBDA 2025/9/29)
ラインメタルが9月15日に,「リュールセン・グループとの間で,NVL(Naval Vessels Lürssen,NVL B.V. & Co. KG)の買収に関する合意をまとめた」と発表した。2026年の初頭に買収完了の予定で,買収額は非公開。 ラインメタルは陸戦兵器を主体とするメーカーだが,この買収が実現すると,艦艇の分野に参入することになる。(Rheinmetall 2025/9/15)
英海軍は,BAEシステムズ傘下のマロイ・エアロノーティクスが開発したT-150クワッドコプター型無人機の一線運用を承認した。英海兵隊と英海軍の700X飛行隊が2年がかりで,開発と試験を進めてきていたもの。T-150の用途としては,武器弾薬や医薬品などの空中輸送が考えられている。ペイロードは68キロ,最大速力約100キロ,航続時間40分。 T-150は8月に来日した英空母プリンス・オブ・ウェールズPrince of Walesも搭載しており,同艦は洋上でT-150で無人空輸を試験している。(UK Defence Journal 2025/9/17)
英海軍向け31型フリゲイト搭載の戦闘システムとミッション・システムについて,メーカーのタレスが工場側の領収試験(FAT:Factory Acceptance Test)を完了したことを明らかにした。ミッション・システムのFATは4月,TACTICOS指揮管制システムを含む戦闘システムのFATは6月に完了したとのこと。(Naval News 2025/9/4)
9月22日にバロー・イン・ファーネスのBAEシステムズで,英海軍向けアステュートAstute級攻撃原潜の6番艦アガメムノンAgamemnonの就役式典が挙行された。通例では艦隊司令官が行なう就役令状の読み上げは,チャールズ3世国王によって執り行なわれた。これで同級は計画している7隻のうち6隻が出揃った。 また同日,ジョン・ヒーリー国防相を迎えて,ドレッドノートDreadnought級戦略原潜4番艦キング・ジョージ6世King George VIの鋼材切出し開始式典も行なわれた。(Royal Navy 2025/9/22,BAE Systems 2025/9/22)
L3ハリス・テクノロジーズのスペース&エアボーン・システムズ部門では,米海軍のMk48 Mod8長魚雷で使用する光ファイバー誘導線を開発中。これはIPLCS(Improved Post-Launch Communications System)と称するもので,現時点では設計に関する検証作業を行なうところまで作業が進んでいる。誘導線を銅線から光ファイバーに変更することで,伝送帯域は数千倍に拡大するとしている。(L3Harris Technologies 2025/9/9)
ボリンジャー造船所が米海軍海洋システム軍団(NAVSEA)から,米海兵隊向けの小型揚陸艦LSM(Medium Landing Ship)ブロック1ことマクランMcClung級について,先行調達と設計などを949万6,103ドルで受注した。(DoW Contracts 2025/9/26)
バーレーンに前方展開していた米海軍のアヴェンジャーAvenger級掃海艦のデクストラスDextrous MCM-13が9月3日,グラディエイターGladiator MCM-11が9月4日に,それぞれ退役した。続いて9月24日にセントリー Sentry MCM-3,9月25日にデヴァステイター Devastator MCM-6も退役の運びとなった。 これら4隻は退役後,外国籍の重量物運搬船をチャーターして,バーレーンのマナマからペンシルヴェニア州フィラデルフィアの保管施設に運ばれる。このため,9月にシーリフト・オブ・デラウェア(Sealift Inc. of Delaware)に760万ドルの契約が発注された。 アヴェンジャー級の後継はインディペンデンスIndependence級沿海域戦闘艦(LCS)で,その一番手は5月に現地入りしたキャンベラCanberra LCS-30,その後にサンタ・バーバラSanta Barbara LCS-32とタルサTulsa LCS-16が続いた。4隻のLCSを配備する計画だが,4隻目がどの艦になるかは分かっていない。ただし同級については,まだ対
9月27日にジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所で,アーレイ・バークArleigh Burke級駆逐艦の76番艦ルイス H.ウィルソンJr. Louis H. Wilson Jr. DDG-126の進水・命名式が行なわれた。(US Navy 2025/9/26) 一方,ハンチントン・インガルのインガルス造船所で建造している同級78番艦のテッド・スティーブンスTed Stevens DDG-128は,建造所側の試験航海(ビルダーズ・トライアル)を完了した。フライトⅢに属し,AN/SPY-6(V)1レーダーを搭載する。(HII 2025/9/27)
試し読みはコチラ 単品でご購入はこちら <目次内容> 【表紙】 トマホークを初実射するオーストラリア駆逐艦「ブリスベン」 【カラー写真頁】 写真で見る!英空母「プリンス・オブ・ウェールズ」と日本 ノルウェー海軍ミサイル・フリゲイト「ロアール・アムンセン」の雄姿を見る! 英F35B戦闘機が護衛艦「かが」に初着艦!日米艦艇と CSG25の共同訓練 写真とCGによる日本海軍の「埋もれた歴史掘り起こし」3 真珠湾攻撃時の航空母艦加賀 飛行甲板 真の姿を探る 解説・CG制作:鷲見博 中国専門誌が報じた 北朝鮮海軍最新型駆逐艦「崔賢」の解剖CG! 海上自衛隊の新造曳船「18号」の命名式 中国海事専門誌が報じた!北朝鮮海軍駆逐艦「崔賢」(下) 文:尹俊 解説:薗田浩毅 北朝鮮最新鋭駆逐艦「崔賢」の艦内写真が公開 台湾・
ロッキード・マーチンのロータリー&ミッション・システムズ部門がNAVSEAから,カナダ海軍のリバーRiver級フリゲイトで使用するAN/SPY-7(V)3レーダーに関する追加契約を受注した。開発モデルのレーダー(EDM:Engineering Development Model)1セットのインテグレーションと試験を行なうもので,契約額は1,860万ドル。(DoD Contracts 2025/8/8)
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