イタリア海軍は,PPA(Pattugliatore Polivalente d’Altura)ことタオン・ディ・レヴェルThaon di Revel級多用途警備艦の全艦を,Full仕様にアップグレード改修する。これについて,欧州諸国の合同調達機関OCCAR(Organisation Conjointe de Coopération en matière d’ARmement)が,フィンカンティエーリならびにレオナルドとの間で,契約の見直しを決めた。契約額は3億9,200万ユーロ(5億2,100万ドル)。 対象となるのは,Light仕様で竣工した1〜3番艦で,5,7番艦とインドネシアに転売した4,6番艦の代艦は,当初からFull仕様となっている。その代艦の一番手は,5月29日に起工された。(Janeʼs 2026/4/24)
スウェーデンは,次期水上戦闘艦の調達計画について,仏ネーバル・グループが提案していたFDI(Frégates de Défense et d’Intervention)の採用を決めた。選に漏れたのは,スペインのナバンティアとイギリスのバブコック。価格は4隻で400億クローネ(42億ドル)程度となる見込みだが,最終的な金額は今後の折衝を経て決定する。(DefenseNews 2026/5/19)
オーストラリア政府は4月18日に,海上自衛隊のFFM改良型をベースとする次世代汎用フリゲイト3隻の発注契約を締結したと発表した。三菱重工が日本国内で建造して,1番艦は2029年に引き渡す予定。 計画名称はProject Sea 3000 GPF(General Purpose Frigate)。12隻の建造を計画しているが,4番艦以降の9隻については西オーストラリアのヘンダーソンで建造する構想になっている。そのためオーストラリア政府は,日本の政府や産業界と協力して作業を進めているとした。(Australian DoD 2026/4/18)
中国海軍は新たに就役した南昌Nanchang級(055型)駆逐艦9番艦の東莞Dongguan(109)と10番艦の安慶Anqing(110)を東部戦区に配備した。同級は16隻の建造が見込まれている。(USNI News 2026/3/11)
台湾海軍が,双胴型ミサイル・コルベット沱江Tuochiang級バッチ2の一番手となる譚江Tanchiang(PCG-627)を,3月11日に領収した。建造所は従来と同様に,龍徳造船の蘇澳鎮造船所。 同級は沱江(PCG-618)に続いてバッチ1を6隻建造した後に,バッチ2に移行した。両バッチは射撃指揮システムが異なり,バッチ1はタレス・ネーデルランド製STIR 1.2 EO Mk2,バッチ2はレオナルド製NA-30S Mk2を使用する。(Naval News 2026/3/16)
ブラジル海軍の新型フリゲイト,タマンダーレTamandaré(F200)が1月16日に,母港となるリオデジャネイロの海軍基地に到着した。この後,4月24日に就役式典が行なわれた。(Janeʼs 2026/3/19)
インドネシア海軍向けPPA(Pattugliatore Polivalente d’Altura)の2番艦プラブ・シリワンギPrabu Siliwangi(321)が,3月22日にインドネシアに到着した。また,イタリア上院の外交・安全保障委員会が3月24日に,2024年に退役して予備艦になっている軽空母ジュゼッペ・ガリバルディGiuseppe Garibaldiについて,インドネシアへの引渡しを承認した。(Naval News 2026/3/22,Janeʼs 2026/3/26)
○韓国のLIGディフェンス&エアロスペース(旧社名LIG Nex1)がマレーシアから,K-SAAM(Korean Surface to Anti Air Missile)こと海弓(Haegung)対空ミサイル・システムを9,400万ドル(1,400億ウォン)で受注した。K-SAAMにとっては初の輸出案件で,マレーシア海軍向けLMS(Littoral Mission Ship)バッチ2に搭載する。(Naval News 2026/4/22) ○シンガポール海軍向けインヴィンシブルInvincible級潜水艦(218SG型)の3番艦イラストリアスIllustriousがドイツから現地回航されて,4月9日にシンガポールのチャンギ海軍基地に到着した。(Janeʼs 2026/4/13)
○英政府がバングラデシュ政府との間で,英海軍を退役したエコーEcho級海洋 観測艦エンタープライズEnterpriseの譲渡に関する合意をまとめた。同艦は 2019年に横須賀に寄港したことがある。(UK Defence Journal 2026/2/9) ○コロンビアの国営造船所COTECMAR(Corporación de Ciencia y Tecnología para el Desarrollo de la Industria Naval)で,同国海軍の次世代水上戦闘 艦PES(Plataforma Estratégica de Superficie,戦略的水上プラットフォー ムの意)の1番艦で使用する鋼材の切出しがスタートした。(Naval News 2026/2/5) ○ギリシアがシーベル・エアクラフトに,カムコプターS-100回転翼無人機を 4システムを発注した。1システムにつき2機を配備する。FDIのギリシア 版,FDI HNに搭載するもので,
○フィンカンティエーリのリヴァ・トリゴソ造船所で2月21日に,イタリア海 軍向けの新型OPV,PPXの1番艦ウゴリーノ・ヴィヴァルディUgolino Vivaldi (P440)が進水した。同級は4隻の建造が決まっており,主契約社はフィンカ ンティエーリが51パーセント,レオナルドが49パーセントを出資するOSN (Orizzonte Sistemi Navali)。排水量2,400トン,全長95メートル,乗員93 名。(Fincantieri 2026/2/21) ○2月24日にスービック・ベイ海軍基地で,フィリピン海軍向け新造艦の就役 式典が行なわれた。対象は新型OPVの1番艦ラジャ・スレイマンRajah Sulayman(PS20)と,新型警備艇の殿となる9番艇オードリー・バニャレス Audrey Bañares(PG910)の2隻。 前者は2022年にHD現代重工に300億ペソ(5億7,300万ドル)で6
マレーシア海軍向けの新型水上戦闘艦SGPV-LCS(Second Generation Patrol Vessel Littoral Combat Ship)の1番艦マハラジャ・レラMaharaja Lela (LCS1)が,1月28日にルムッ海軍工廠を出航して,最初の試験航海を実施し た。 続いて2月10日に同工廠で,同級3番艦のシャリフ・マショールSharif Mashorが進水した。2番艦のラジャ・ムダ・ナラRaja Muda Nalaも進水済み。 SGPV-LCSはネーバル・グループのゴーウインドGowind 2500型がベース。排 水量3,100トン,全長111メートル,幅16メートル,吃水3.85メートル。主機は CODADで速力28ノット,航続距離5,000浬/15ノット,乗組員138名。ボフォース 57ミリ単装砲を1基,MSI製DS30M 30ミリ機銃を2基,
バブコックは,インドネシア海軍向けのアローヘッドArrowhead 140型フリ ゲイト2隻の追加建造に関するライセンス提供を決め,趣意書に調印した。 これが実現すると,同国向けのアローヘッド140,すなわちメラ・プティ Merah Putih級(別名“Red White”フリゲイト)は,合計4隻になる。 (Naval News 2026/1/21) また2月12日にドイツのレムウェルダーにあるアベキング・ウント・ラスム ッセン(Abeking & Rasmussen)で,インドネシア海軍の新型海洋観測艦カノ プス Canopus(936)の命名・引渡し・就役式典が行なわれた。インドネシア のPTパリンドゥ・マリンで船体を建造した後でドイツに重量物運搬船で運び, 所要の艤装を実施していた。 これはデワ・クンバルDewa Kembar(932)の代艦で,デワ・
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