オーストラリア海軍向けの戦闘システム開発拠点
サーブのオーストラリア現地法人サーブ・オーストラリアは,オーストラリア海軍のホバートHobart級駆逐艦を対象とするアップグレード改修で使用する新システムの試験施設(Hobart Australian Interface Reference Site)を,SCSCC(Sovereign Combat Systems Collaboration Centre)内に開設した。
サーブはオーストラリア海軍向けの戦闘システム構築に際して,BAEシステムズならびにロッキード・マーチンと組んで“Combat Systems Integration Integrated Project Team”という企業チームを構成している。
そして,サーブはオーストラリアの水上戦闘艦向けに,AusCMS(Australian Combat Management System)という指揮管制システムを開発した。そこから派生するかたちで生み出されたAI(Australian Interface)について,システム構築と試験を行なうための拠点が,今回の新施設。
AIは,イージス戦闘システムに,レーダー,電子戦システム,ソナー,イージス戦闘システムと連接するためのインターフェイスを担当する。また,AIに対応する多機能コンソールもサーブが担当する。
このことからすると,イージス戦闘システムを中核としてオーストラリア独自の機材を組み合わせるハンターHunter級フリゲイトと同様に,ホバート級でもイージス戦闘システムからAIを介するかたちで,独自の装備を組み合わせるのであろう。(Naval News 2026/4/1)